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zoom RSS 文学的雑談(三島由紀夫)

<<   作成日時 : 2018/07/19 11:14   >>

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前回の記事で三島由紀夫についても書きましたが、
思い出したことがもう一つあります。

今年2018年の4月に、元大蔵省事務次官だった
長岡実さんが亡くなられたそうです。

2018年4月9日の日経新聞に
こんな記事がありました。

「1947年のクリスマスイブに入省し、
主計局に配属された。
超インフレのなかを予算編成は
補正に次ぐ補正を重ね、
それをGHQに説明するための翻訳に
明け暮れた。

同期のひとり、平岡公威と親しかった。
9か月で役所を辞する三島由紀夫である。
アプレゲールを描いた『青の時代』は、
主人公のモデルと旧制一高で同寮だった
長岡氏の述懐が生かされた」



三島は大蔵省を9カ月で辞めていますが、
その時の同期で事務次官になった方が
今年まで存命だったことに驚きました。

三島は1970年に45歳で亡くなっていますからね。
長岡氏は三島より50年くらい長生きされたことなります。


さて、記事にあった三島の「青の時代」ですが、
「光クラブ事件」を基にして書かれた作品です。

大まかに基になった話を書きますと、
昭和23年に東大の学生(山崎晃嗣)が
闇金融の「光クラブ」を作って、
時代の寵児となります。
しかし、最後は物価統制令違反で逮捕、事業は破綻、
翌昭和24年に青酸カリで自殺します。

この「青の時代」はライブドア事件で
2006年にまた脚光を浴びたんですよね。
堀江さんが東大中退で、時代の寵児となり、
逮捕されたのが「光クラブ事件」と重なるということで。

私も2006年に読んだのですが、
確かに作品中に旧制一高の寮の場面があります。

「三島の『青の時代』の、あの場面はこの長岡氏から
影響を受けていたのか」
と、新聞を読んでいて驚いた次第です。


それにしても、思わぬところで色々な人の人生が
リンクしているものですね。

この記事を書くために調べていて、
他にも驚いたことが2つ。

日本マクドナルドの創業者の藤田田さんは、
山崎の東大の一つ下で光クラブに出資していたそうですね。

長岡氏の一中の同期が豊田章一郎さん、
一高時代の同期が三重野康(元日銀総裁)なんですね。

思わぬところで思わぬ人の名前を見つけると、
びっくりするものです。














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